旅「高野山」  -482-

「八十八か所」関連の記事をいくつか書いてきましたが・・、今回は、天下の高野山です。

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四国八十八か所を廻りきると「結願」となり、その後、高野山奥の院に詣でることで「満願成就」となるそうです。
高野山が、そういう役割を担っている場所であるのは、最近まで知りませんでした。

私は全国を、結構歩き回っていますが、当然、大半の場所は一回行っただけです。一回だけで、それが昔のことだと、行ったことは記憶にあっても、殆ど覚えていない場所もあります。

高野山も、一泊しただけですが、いくつかの場所や出来事をよく覚えています。それだけのオーラがある場所だったように思います。

とりわけ、今でもアリアリと思い出せるのですが、少し薄暗くなりかけた「奥の院」・・、お堂の前の石畳に座って、一心不乱に手をあわせている、二人連れのお婆さんともう一人の娘らしい年輩の女性・・。
ここは信仰の場所だということが、よく分かりました。

林立する諸大名の大きな墓石群にも驚かされました、それらを覆う、鬱蒼とした大木には、ズーンと心が落ち着く感じがしました。

学生の時ですから、泊まったのはYHを兼ねた宿坊でした。

先着の女性の方が夕食を食べておられました、初対面の男女二人だけというのは・・、言葉少なに会食しました、少し後に住職らしき人が来られました。
「豆腐おいしかったでしょう・・?」・・、といわれましても、私は豆腐なんか食べてない・・。

今なら敢然と、その事実を主張しますけど・・、当時、実にウブでして・・、曖昧な返答・・。
胡麻豆腐のことを聞かれたらしいのですが・・、私には出してくれてなかったのです・・。

今も胡麻豆腐を食べる度に、高野山を思い出します。

もう一つ・・。
この宿坊は、檜の大きな円形の風呂でした、木の香がプンプンしていましたから、出来て間もなくの頃では・・、本当に立派な風呂でした。

この風呂、水道の蛇口など・・、なにもかもありませんでした。
木札があり見ると「湯がぬるい場合は、手をたたいてください」の文字・・? そうしたところ・・何と、竹筒から熱い湯が・・、これは愉快でした。後にも先にも、こんな風呂・・ここだけです。
その湯を注いでいるだろう・・小坊主(多分?)にとっては、この野郎・・ってな気分だったのではないでしょうか・・。

翌朝の落ち着いた雰囲気も、とてもよかったですね・・、正に霊場・・。

四国八十八か所も、0番所=青竜寺【-423-参照】も、この高野山も・・、「空海の世界」は、なかなか、したたかに魅力的です。

ここにも東照宮がありました・・、このお宮、いろいろなところに、ありますね。
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もう少しすると、BS「街道てくてく旅・・八十八か所」後半が始まります、楽しみです。
ps)
今朝、この記事をアップした後、7時のNHKニュースをみていましたら、高野山の胡麻豆腐工場が中継されました。こういう偶然は楽しいですね・・。

この記事へのコメント

ぴあの
2008年08月07日 16:25
高野山はあの奥の院に続く杉木立と あらゆる歴史上の私でも名前を知ってる人々のお墓がズラリと並んでいる様はとっても壮観でした。強烈な印象を受けた覚えがあります。
でも、未だに忘れないのは上島コーヒーのコーヒーカップかしら?! とっても面白いです。
人生ゆっくり
2008年08月07日 17:11
いいところですよね・・、いつか、また行ってみたいです。
「コーヒー」というのは、墓石・・なのでしょうか、最近、流行っている「変わった墓石」みたいなものでしょうか・・。
2008年08月17日 16:48
ちょうどテレカと同じ壇上伽藍の風景写真がありましたので、勝手にトラックバックさせていただきました♪^^いつもの例で、記事本文は手抜きなんですけど。。。☆^^
人生ゆっくり
2008年08月17日 18:37
トラックバックというのは、ホントによく分かりませんで・・、一応、許可としておきましたが・・。
人生ゆっくり
2011年07月03日 04:07
昔の記事に目を止めていただき恐縮です。
確認させていただきました。

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