映画「ブラック・スワン」  -972-

昨日、二か月ぶりに映画を観ました。

前回観たのは「英国王のスピーチ」です、3月10日だったので、あの日の前日でした。
そして大震災後の計画停電で、映画館は休館となりました。

計画停電は、ほどなく中止となりました、でも映画を観る気にはなりませんでしたね。
被災地に住んでおられる方の中にも、映画ファンは沢山おられることでしょう、今もそれどころではなく、お気の毒です。

この映画・・。
それまで、このバレイ団で「女王」とも呼ばれていたプリマドンナを押しのけて、その地位に駆け上ったバレリーナの( 短い時間の間の)物語です。

抜擢されたのに、練習で芸術監督の期待に応える踊りができません。
元バレリーナである母親の期待も大きいです、バレイ団内には「やっかみ」のほか、強力なライバルもいます。

そうしたプレッシャーの中で、すさまじい「現実と幻」が交錯する世界に踏み入っていきます。
この映画のキャッチコピーは「純白の野心は やがて漆黒の狂気に変わる」です、コワイですね。

実際に恐い場面が沢山あります、心臓には悪いです。
「R15」指定映画ですから、そういう場面も、いくつかあります、でも恐さを引きずっていて、素直に楽しめない(?)雰囲気です。

ナタリー・ポートマンは、この映画でアカデミー主演女優賞のほか沢山の受賞をしたそうです、確かに熱演でした。
13歳までバレーをやっていたそうですが、その後15年経ってからの・・あの肢体と踊り・・見事です、うかがい知れない努力があったのでしょう。
画像

いろいろな意味で・・、純情可憐な、朝ドラのヒロイン「陽子ちゃん」には、しっかりとした大人になるまで、絶対に観せたくはない映画・・だと思いました。

ps)映画の初めに、トウシューズの底を引き破り、縫い直し、シューズの裏にはカッターで切り込みを入れるシーンがあります。
イギリスのロイヤルバレイ団でしたでしょうか、そのトップの地位を長く保たれた吉田都サンが引退されるとのことで、最後の公演までの生活を描いたドキュメンタリーが先日、放映されました。

この中でも、自分に合うようにシューズを改造しているシーンがありました。「まねをしないで下さい」というテロップが入っていましたが、最高峰の世界は、そういう世界なのですね。

今日の映画をみても、彼の地で吉田都サンが、その地位を続けられたのは、とてつもなくスゴイことだと改めて思いました。震災支援のバレイ公演に出演されるそうですが、満員でしょうね・・。
せめてテレビで放映してほしいものです。

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この記事へのコメント

From Canada
2011年05月13日 21:03
友達が最近の映画の中では最高!と評価
していましたが、
感想を読んでいるとあまりお気に召さなかった
ようで(笑)
私は最近はDVD生活ですが、そのDVDで興味を持った
ジェーンオースティンの小説を今更ながら
読んでみようかと思っているところです。
人生ゆっくり
2011年05月14日 04:06
映画は、基本的に「楽しくなければいけない」と思っているので、そういった意味では、この映画は・・。
金を払ってまで、「考え込み」たくは・・ないです。そもそも、この映画はコワイ。

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