映画「小さい おうち」 -1339
封切りされたばかりです、広い会場に、沢山のお客さんでした、殆どシニア世代です。
平日の昼間にもかかわらず、これだけのお客さん・・これからの映画館は安泰ではないでしょうか。いい映画が作られるというのが前提ですけどね。
この映画、山田洋次監督作品ですから、観ないわけにはいきません。
黒木華は山形から東京に女中奉公に出ます。その家の夫・片岡孝太郎は玩具会社の重役で、戦時下でありながらも比較的恵まれた生活をおくっています。
妻・松たか子は一人息子の小児麻痺も癒え、平穏な毎日を過ごしています。
そこに美大卒の青年・吉岡秀隆が現れ、怪しげな雰囲気が漂ってきます。
かっての女中タキは、平成の世、スッカリお婆ちゃん(倍賞千恵子)になっていて、自分の自叙伝を綴っています。
映画は、自叙伝が書かれている現在と、戦争中の赤い屋根を持つ「小さな家」の中で起こる出来事を、交互に描きながら進んでいきます。
何と、山田映画には珍しい「不倫」が描かれます。
山田監督は、当時の生活空間を再現するのには、相当こだわったようです、画面に映し出される「小物」などを見るのは、本当に楽しかったです。
女中役の黒木華は好演でした、テレビのドラマを観ると、いろんな役が出来る女優のようですね。
松たか子もサスガです、はまり役だったのではないでしょうか。
その他の「ちょい役」も豪華でした。
山田監督の「戦争に対する思い」も、十分に感じました。
スゴク「いい映画」とまでは言えませんが、しっとりと余韻が残る映画だったと思います。
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