収容所の「笑顔」 -1537

8月は毎年そうですが、戦中戦後についてのドキュメンタリーが沢山、放映されます。

とりわけ悲惨なのは、沖縄戦での過酷な状況です。

「米軍に見つかるとして、洞窟内で泣き叫ぶ赤ん坊を、自ら殺さざるを得なかった母親」「傷病者を放置して後方移動を命じられた看護の女子学生」「十代半ばで徴用された少年」「投降することを考えもしなかった集団自決」「断崖からの身投げ」・・、あまりに悲しい数々のできごとです。

そういうことが一堂に展示・説明してある「沖縄平和博物館」といったものがないのが不思議です。
「ひめゆり平和祈念資料館」の展示も涙を誘われますが、「何か足らないな」と私には感じられました。

東京大空襲や地方各都市への空襲についてのキチンとした展示館もないですよね。
民主党が政権をとった時、そんなことの一つでも実現していたら、少しは存在感があったのかもしれません。

沖縄では「ユニバーサルスタジオ」の建設構想が進んでいるようで、その調査費の予算も計上されたようです。
辺野古対策でしょうが、何か「おかしい」です。

ところで、この番組、初めての視点でのドキュメンタリーで・・興味深かったです。

この写真は、米軍収容所での写真で、撮っているのはアメリカ人です。女性の笑顔は、絶対に「愛想笑い」ではないですよね、むしろ親近感を抱いているようにも思えます。
「投降したら殺されると信じていた」が、「そうではなかったという」平穏な笑顔です。

これを撮影したアメリカ兵は、その後被弾して死亡したとのこと。
その報復で、民間人が暮らしていた一つの集落が、砲撃により壊滅したそうです・・。
画像

別の番組の「この写真」は、投降を呼びかける沖縄で生まれた日系二世の番組に出てきました。その日系人が撮影したものだそうです、同じ雰囲気ですね。
画像

[蛇足です]
どうして、あの時期まで戦争を続けなければいけなかったのか、本当に腹立たしい思いがします。せめて半年前、できたら一年前に終わってほしかったです。
そうしなかったのは、誰に「責任」があったのでしょうか。

新国立競技場問題もエンブレム問題も、だれが責任者なのか、その責任をとるのかとらないのか、全く分かりません。
日本の「いいかげんさ・曖昧さ」については、どう考えたらいいのでしょうか・・。

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この記事へのコメント

2015年09月09日 06:10
今年はいつになく戦争の番組や映画(洋画)をみました。もしかしたら、男性だから戦争に突き進むのかなと思ったりしました。女性でも同じかもしれません・・・
貴重な写真を紹介していただき、ありがとうございました。
責任を取らないのは、ずっと前からだと記憶しています。今回も代表をされている方がゆるく見えて仕方ありません。責任を取らないから、名誉とお金を求めて代表になるのかなと、うがった見方をしてしまいます。税金ですよね。いつも曖昧にしていると、外国からなめられたりしないのでしょうか?
人生ゆっくり
2015年09月09日 11:43
「なめられている」でしょうね、残念ながら今も昔も・・。
こういった問題の根底には、「政治家の貧困さ」があるように思えて仕方ありません。

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