賭博  -1609

「情けない」、実に情けない・・です。
バドミントン協会の錢谷専務理事がテレビで釈明会見しておられました。昔、名刺交換しましたが、当時は日本リーグ常勝チームの監督でした。この方に、こんな場面で登場させてはダメです。
画像

五輪バドミントンで、メダルが期待されていた選手の賭博行為、鈴木スポーツ庁長官が「バカだ」と言ったそうですが、私も、そう思うしかないです。
海外から帰国した際の報道陣の多さに驚いたとのこと、この「驚く感覚」が未熟さをあらわしています。

ただ何か重大犯罪を犯したごときの報道には、少し違和感を持ちます。世間の誰かに迷惑をかけたわけではないのですから。
「未成熟な大人」の「浅はかな行為」といったところでしょう。

そもそも競馬、競輪そして競艇は、明らかに「賭け事」です、「賭け麻雀」も、日常茶飯事に行われています。法律で禁じられている賭博とはいえ、何が違うか・・、モヤモヤする気持ちの元です。
でも、法律で禁じられていることですから、「悪い」ことは・・やはり悪いです。


バドミントンは日本ではマイナーなスポーツでしたが、近年、世界規模の大会で日本選手が活躍する場面が増えてきて、注目度が高まってきました、卓球も同様な雰囲気ですね。

M選手、期待されているのは、十分に分かっていたでしょうに、どうして、こんなことをしたのでしょうか。
キッカケはT選手に誘われた・・とのこと。

20年以上前のことですが、その頃、在籍していた会社に女子バドミントン部があり、形だけ、その部長をしたことがあります。日本リーグにも入っていて、4位くらいの実力でした。
ナルホドこういう世界もあるのかと、新鮮に思い・・かつ楽しみました。

日本リーグの試合に何回も同行しました。
ある時、練習コートの周りを走り回っている小さな子供を目にしました。聞くと小学校入学前のTでした。お母さんが40歳くらいにもかかわらず、現役ダブルスの選手で、いつも試合に帯同しておられたようです。

Tは、その後順調に成長し、何年にもわたって日本チャンピオンの位置にあったようです。
私は、彼の幼い姿をみたことがあるだけでしたが、陰ながら応援していました。


それより以前の本社勤務の時、部下に女子バレーチームの「セッターとセンターの現役選手」がいました、後にチームは、日本リーグで優勝しました。

練習の毎日で、一か月に一日しか職場に来ませんでした。直接接触する時間は短かったですが、彼女たちは「プロ」でしたね。バレーは明らかにメジャースポーツです、その有名選手ですから、自然と、それなりの行動をしていたのでしょう。

翻ってバドミントンは、やはりメジャーではないです。私のいたチームの選手でも、「子供っぽい」と感じる場面が多々ありました。

バドミントンの全日本レベルの選手は、小学校の頃から、その世界で生きてきています、そこが彼ら彼女たちの「全世界」なのです。
そこでのチャンピオンは、その「世界」の王様です。T選手は、その儚い「何かしらの誤解」の罠にはまってしまったということでしょうか。

Tは、Mを引きずり込んだことに、記者会見で涙を流していました。「狭い狭い世界」でのエリート敗残者の姿を見て、私は悲しくなりました。

この記事へのコメント

アールグレイ
2016年04月17日 06:30
おはようございます。
ホントに情けないと思いました。若いときとはいえMが、自分のように派手な生活ができるような・・・と言っていたのを聞きました。
おっしゃるように、人に迷惑をかけたわけじゃないのですが・・・私も含め日本人は聖人君子を求めすぎるのでしょうか?卓球の男子トップの方は、とても大人に映ります。
野球賭博はどうなったのでしょう。
人生ゆっくり
2016年04月17日 09:23
内部から、バド世界の一部をみましたが、やはり彼らにとっては、そこが「全世界」だったのでしょう。世間の常識には、やや鈍感です。バドだけのことではないでしょうが。その中で「聖人君子」は難しいかも・・。
野球賭博・・、徹底的にやれば、大変なことになる予感がします。

この記事へのトラックバック