忍者 -1642
このところ新聞やテレビに「忍者」がよく登場します。
忍者というと私にも、「古い」思い出があります。
何十年か前、通学していた高校に「忍者」という人がやってきました。
こういうことへの対応には鷹揚な高校でしたので、「こういう人が来ていて実演があるので、放課後、希望者は体育館に集まれ」との校内放送がありました。
数百人の生徒が集まっていました、観覧料は何十円かでした。
いろいろなことをやってくれましたが、今も記憶に残っているのは二つです。
・右手で、比較的大きな石を、叩き割りました。その手はハンマーのように固く盛り上がっていました。
・これがスゴカッタのですが、何名かの生徒に、檀上の黒板に数字を沢山書かせました。「自分の目はカメラのようなもので、一瞬で焼き付けられる」とのこと、
確かに、延々と続く数字を全く間違えることなく口にしました。
今の時代なら何とでもインチキできるように思いますが、当時では、それは考えられません。手品で似たようなものはあったと思いますが、そんな雰囲気ではありませんでした。
テレビで、中国での「暗記力大会」の番組をみたことがあります、これも想像を絶する暗記力でした。かっての「忍者」も、そんな能力を持っていたのだろうと、今も固く信じています。
高校での、その「忍者講座」の前座で、何人かの生徒が「記憶力」にチャレンジしました。
一人の生徒は、三十桁近く(以上・・?)を記憶していて、これには驚きました。
後年、全国高校生クイズで全国優勝したことがある高校でしたので、一部の生徒には、そういった能力があったのかも知れません。
私に、あの忍者のような記憶力があれば、もう少し順風満帆な人生を歩めたかもしれません・・が、これは仕方ありません。
「真田丸」に忍者らしき者は佐助しか登場しませんが、もう少し出てきてもいいのでは・・と思っているのですが・・。
先日の新聞にも、こんな記事がありました。伊賀や甲賀などを訪れる外国人は多いそうです。日本観光の有力なソフトパワーにもなりますよね、こういうのをドンドン進めていけばいい・・と思います。
この記事へのコメント
受験は暗記力がものをいうようです。
基礎的な知識は大事ですが、社会人になってからは応用力とか想像力が大事ではないでしょうか。
小学校6年の時、当時の国連加盟国60か国を暗記させられましたが、今でもすらすら出てきます。
暗記力は歳とともにとみに衰えてきました。
暗譜が難しいのです。多少無理でも譜面を外さないとダメでしょう。
大学の合唱団では、殆ど暗譜でしたが、なにせ練習量が多かったですから・・。いまでも、そんな練習量を確保できれば、暗譜できると思いますが、残り少ない人生、歌ってばかりでもおれませんからね・・。