台風10号に向かったツアー  -1656

台風10号による岩手県の被害は甚大です。
この台風が東北に上陸するという「30日の朝」、私たちのツアーは盛岡に向かって東京駅を出発しました。[喝]

「かってない規模の台風」「史上初の東北への上陸は確実」そして「不要不急の外出は控えること」・・、数日前からテレビは盛んに報道していました。

私は当然、前日に「催行中止」の電話がくると思っていましたが・・・・ナシ。ツアー中、レストランや風呂で会話すると、殆どの方が、そう思われていたらしい。

ツアー会社は、気象情報会社などの情報を持っているハズで、そういったものを加味した上での判断かとも思いました。
しかし結局は、「ツアー客無視」の「売上確保・利益第一主義」での催行だったようです。

初日、宿泊するホテルは、大震災津波の時、3階まで「水がきた」ホテルだそうです。興味がある一方、今回の状況下では、大いなる不安がありました。
東京駅〈6:45集合〉という早い時間に出発するツアーでしたが、この日は龍泉洞のレストハウスで昼食を食べただけで、どこも観光せず(できず)、何と14時にホテルに入りました、こんな経験は初めてでした。

ホテルの部屋の窓から
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夕食が終わりかけた19時すぎに、バサッと突然、停電になりました。隣席の人と楽しく会話していたのですが・・。
部屋の非常用懐中電灯がどんなにか心強かったことか、鍾乳洞を照らすために持参していた小型のものも活用しました。

テレビもみれないので台風の状況が全く分からず、正直なところ不安でした。
夜中の内に大船渡に上陸し通り過ぎていたようです、翌日は晴れました。

今回のツアーで一番楽しみにしていた龍泉洞は「増水のため閉鎖」、これは本当にガッカリしました。閉鎖は今も続いており、再開のメドはたっていないそうです。
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翌日の宮古市内は台風による被害が甚大で、田畑は冠水し、商店は泥かきの最中でした。中心街の道路も泥が堆積し通行止めになっていました。(バスの中からの写真)
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その段階では宮古市は鉄道は動いておらず、道路も寸断され「陸の孤島」状況だったそうです。
名勝・浄土ヶ浜にもゴミが打ち寄せていました。
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この日も15時という早い時間にチェックイン、こちらは停電はなく、電気の有難さを実感しました。
最終日は碁石海岸に行ったあとバスで仙台まで、自宅到着は22:30、心身ともに疲れたツアーでした。

一日目、岩泉では現在道路が使用できない国道455線をバスで通りました、その夜に、テレビに出てくる惨状になったようです。
改めて振り返ってみますと、一歩間違えば「かなり危険」な旅だったように思います。

こんなツアーを強行したツアー会社に対しては「怒り」だけが残っています。添乗員は本当に、よくやってくれたと思いますが、二度とこの会社のツアーには参加しないと決めました。
ただ二日目からは好天で、いい景色もありましたので、少しずつ紹介させていただきます。
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この記事へのコメント

2016年09月08日 11:15
無事に帰ってこられたのが不思議なツアーでしたね。
観光どころかドキドキはらはらツアーだったと思います。
ツアー会社がどこかわかりませんが、今度こっそり教えてください。
人生ゆっくり
2016年09月08日 17:34
直接的な「危険」を感じたことはなかったですけどね・・。
仙台駅に着いた時、スグ後に、別のツアー会社のバスが到着しました、「三陸」の文字が掲げてありました。
どこの会社も同じようなことをやるのかな・・とも思いました。

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