映画「グリーンブック」 -1911

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この映画チラシ、「大本命」の表記は、それなりの自信がある映画なのでしょう。でも同様な表現をしながらも、期待を裏切った映画が、これまで沢山ありました。

ところが、この映画は見事にオスカー作品賞を獲りましたね。

封切り後、かなり遅くなりましたが、行ってまいりました。
いい映画でした。

トランプ大統領の人種差別的発言などが横溢する中、「人種差別の深刻さ」を茶化しているような映画だとして、批判的にみる方もアメリカには少なくないそうです。

1962年が舞台です、私が中学校か高校の頃でしょうね。当時テレビのドキュメンタリーなどに、KKK団という白い頭巾をかぶった白人の黒人排斥団体が出てきて、何とアメリカという国は「恐ろしい」国かと思った記憶があります。

アメリカ北部では、絶対的な位置を確保しているジャズピアニスト(何とカーネギーホールの建物に住んでいるのですよ)が、敢えて差別意識の強い南部に演奏ツアーに出かけます。何故なのでしょう・・。

その運転手として雇われたイタリア系白人が、この映画のヒーローです。実に粗野で粗暴な男で、黒人を嫌っています。
一方のピアニストは黒人とはいえ、教養豊かに育った人間です。

どう考えても意思が共有できるとは思えない二人ですが・・。
これこそ天の配剤というべき・・、徐々に見事な関係をつくりあげていきます。

いい映画だと思いました、批判的な意見があるというのは意外でした。
映画なのだから、その世界に身をゆだねて、笑ったり・怒ったり、時には涙が少しにじんだり・・、そういう時間を満喫していいのでは、と私は思います。

グリーンブックというのは、黒人向けの旅行ガイドブックだそうで、当時、黒人は宿泊する場所にも困難があったそうです。

この記事へのコメント

アールグレイ
2019年03月24日 16:13
展開が読めるような気がしました。それでも泣けました。周りにも泣いていたオバサマたちがチラホラいました。人間ていいなとホッとしました。
人生ゆっくり
2019年03月24日 17:21
ピアニストの「我慢」については、私も泣きたい思いがしました。
アラバマ物語も、とてもいい映画でしたが、彼も「我慢」してましたね、一度、米大統領に「我慢」させたいです。

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