映画「空母 いぶき」 -1938

毎年この時期は、観たいと思う映画が少ない時期です。

アカデミー賞を狙うには、それなりの効果的な公開の時期があるようで、そんなことで、この時期、ややかったるい映画が多いのではないかと私は思っています。
ところで・・この映画です。

日本の自衛隊は、「専守防衛」の定義を曖昧にしたまま、「空母 いぶき」を保持しています。護衛艦4隻を従え、訓練で小笠原近海を航行中です。
ところが何と国籍不明の漁船団が南西諸島の初島を占領し、海上保安官を捕らえるという事態が起こります。

このあたりは、中国などの「武装漁船団」を思い浮かべているのでしょう。

当然「いぶき」は初島の平和を速やかに回復すべく向かっていきます。
ところが空母といっても、国籍不明国の空母と比べると、圧倒的に非力な搭載機数しか保有していないことが分かります。

相手国の航空機からのミサイル攻撃、潜水艦からの魚雷攻撃、間一髪で、何とかかわしながら航海を続けます。
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政府は「これは自衛のための戦闘」であり、「戦争」では絶対にないと主張します。実は「空母いぶき」の周辺にはアメリカ・ロシア・中国などの大国の潜水艦が「様子見」していますが、何の助力をする気配がありません。

圧倒的に艦載機が多い、相手国の空母から戦闘機が多数向かってきて、これまた多数の潜水艦の魚雷攻撃が目前になっています。

絶対的にその劣勢を回復することはできないと思われ、最後の手段としての一縷の望みをかけて、司令官は相手国空母への突撃を指示します、起死回生となるのでしょうか、ただ、それはわずか「1機」だけへの命令です・・。

佐藤浩市が総理です、揺れ動く総理をよく演じていました。ただ総理としての意思決定は遅く、結果的に信頼がおけませんでした。
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サテどうなったでしょうか。

映画ですからね、テレビドラマでの主役級が、目白押しで登場します。これは楽しいです。
女性の登場人物は少ないですが、記者役の本田翼がしっかりと演技していました。この人も存在感がある俳優だと思います。私の評価ポイントは急上昇中です。

この時期ですからね、いろいろと考えました。
①現有の「大型補給艦いずも」を空母化するとのことです。何とトランプも先日、ここで演説しましたね。 何時、空母化の方針が決まったのか、私にはその認識が全くありません。
ただ正直、この映画のような状況に至れば、なんの役にもたたないのではないでしょうか。

②中国の空母「遼寧」は、どれほどの能力を持っているのでしょうかね。また北朝鮮や中国のミサイル能力は、はたしてどれだけのものでしょうか。それらの分析がキチンとなされているのでしょうか。
「イージスアショア」もいつの間にか既定の事実になっていますが、はたして2機で、どの程度の防衛ができるのでしょうか。

こんな映画での状況が起こったら、今の日本単独で、どうすることもできないでしょう。
そんなバカな戦争・戦闘が起こらないようにする・・。このことこそが日本が生きのびる、唯一の道だと思います。

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この記事へのコメント

ordori
2019年06月22日 21:45
戦後生まれの私達世代は、平和憲法に護られ、平和な時代を幸運にも過ごせたと、思います。国際情勢が刻々と変動する中で、
領土を戦争で取り返す等と、アホな議員が出て来ないよう、どう国を護るのかを、タブー視せず、国会でも議論をすべきでは。
人生ゆっくり
2019年06月23日 09:28
今の年金問題のゴタゴタもそうですが、実態に即した本質的な議論を国会は避けますね。
そして何かあると「選挙への影響」の心配ばかり。誰もが、こんなことではいけない・・と思っていると思うのですが・・。

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