川 ベストファイブ -2034
日本の川は上流にダムが造られているので、よく知られた大河でも、下流では川幅が細く、河川敷が広いのが常です。
そんな中、それなりの大きな川で、川幅いっぱいに滔々と流れる川に、昔から私は魅力を感じます。
そういう雰囲気で私が見た川は、阿武隈川と北上川でした。四万十川も、それに近い雰囲気だったかもしれません。
阿武隈川:宮城県
台風での水害で甚大な被害をもたらしました。
50年前に何度か出張で行った宮城県丸森町の水没している映像を見て、本当に悲しい気持ちになりました。
ダムを設置するようなルートの川でないため造られていなかったのでしょう。私も、この川が決壊するとは思いませんでしたが、大災害、こういうこともあるのかと思ったことでした。
球磨川:熊本県
「水質良好ランキング」がありました。北海道や東北の川が多いのですが、熊本県の球磨川もランクインしています。人吉に行くとき線路沿いを流れています。日本三大急流の一つですね、ここの渓流くだりには、一度のりたかったです。
最上川:山形県
男声合唱曲の名作中の名作「最上川舟歌」のこともあり、この川に惹かれて、ツアーに何回か行きました。
ここも三大急流の一つなのですが、川の表面は速くありません。船頭さんによると、流れの下のほうが急流だそうです。
これは冬の風景
暖房はありましたが、寒々とした雰囲気でした。
春に行った時の「白糸の滝」、周囲は紅葉している景色ですが、若芽のこのような風景は「春紅葉」と言うそうです。「言いえて妙」だと思いました。
日野川:鳥取県西部
日本に日野川と呼ばれる川は、三つあるそうです。ここでの日野川は、もちろん郷里の川です。源流の地で生まれ育ちました。
鳥取県の地図を開いていただけたら、中国山地から海岸線に向かって流れているのが分かります。そして大山にぶつかり左に曲がります。その先に、長い時間をかけて、広大な砂上の地が広がりました。
今の米子市から境港市までの弓浜半島です。
大山山頂からの写真↓
源流の故郷にはオオサンショウウオが棲息しています、もちろん私も見たことがあります。
郷里の町のイメージキャラクターは「オッサンショウウオ」だそうです、どんなものか想像していただけますか。
四万十川:高知県
河口付近で船に乗った時のことは、以前に記事にしましたが、全くつまらないところでした。上流だともう少し感想が変わるかとも思っていますが・・。
上の「清流ランキング」にも入っていないのですね。四国では仁淀川のほうがキレイだそうです。
旅に行くとき「期待しすぎたら・・ダメよ」という、戒めの地です。
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