副題に「太陽のテノール」とあります、あのテノール歌手のドキュメンタリー映画でした。
本人の歌声は沢山聴けると思っていましたが、その他の部分は、どのような作り方をしているか興味津々でした。
多彩な証言者が登場しました。前妻とその子供たち、歳の離れた妻、「三大テノール」のプラシド・ドミンゴ/ホセ・カレーラス、指揮者のズービン・メータ、ピアニストのランラン・・。
それらの証言から、華やかで陽気な人間像が浮かんできます。
映画館の大スピーカーから流れる沢山の歌曲は素晴らしいですね、「圧倒的」という表現がピッタリでした。
最後はキチンと「誰も寝てはならぬ」で締めくくられていました。
この記事へのコメント
そろそろ映画館で観たいと思うのですが、自粛慣れしてしまいました。先日ムーミン展を観てきました。混みはじめ、三密に近い状態でした。
ただ、あまり見たい映画がないですね。
全盛期のハイCは素晴らしいですね。
圧倒的な声量と美声に酔いしれました。
私の記憶では、三大テノールで実際に見たのはホセ・カレーラスだけです。
バリトンは男の普通の声、テノールは作る声。
横隔膜を使うという実演まで見せてくれて、参考になりました。
本人の人間性も感じられた、いい映画だったと思います。