「絶唱」 -2061

このところ、どういうわけか、かっての山口百恵のコンサート映像やら、いくつかの主演映画がテレビで放映されています。
何か理由があるのでしょうか。
IMG_6802.JPG

「絶唱」というタイトルは以前から知っていますが、何か「気恥ずかしい」ようなタイトルです。
原作は大江賢次です、鳥取県の米子市近くの伯耆町の出身です。
IMG_6804.JPG

この映画は山陰の山奥を舞台にした悲しい物語です。
IMG_6806.JPG
実は、この物語の場所は、私の田舎を想定して書かれたのではないかと言われています。
伯耆町から日野川を山奥に遡ったところが、私の故郷です。
文字通り中国山地の真っただ中・・です。

下の写真は、少し過剰な雰囲気ですが、それなりの意図をもって、カメラを操作すれば、こういう映像の場所もあります。
IMG_6800.JPG
大山林王の息子・園田順吉(三浦友和)と、山番の娘(山口百恵)のストイックな純愛物語です。
昔聴いた私の兄(故人)の見解だと、「日南町」がイメージの「場所」として設定されているのは、多分そうだろう。でも日南町には「大」山林王の存在はなかったので、多分、それはスグ隣の島根県の山林王がモデルとして想定されていたのではないか・・などと言っていました。

私が小さかった頃の隣県・島根県知事は、島根県の山林の「何分の一」かを所有されておられると聞きました、そういうイメージが混在したのが、この物語だったのでしょうか。

中国山地はなだらかな尾根が続きます、この形状をノロというらしいです。何とも心が落ち着く風景です。IMG_6809.JPG
山林王の息子「順吉」は、家事奉公にきていた純真そのものの「小雪」に惹かれます。当然、許される恋ではないです、砂丘のある町(どうみても鳥取砂丘でしたが、場所は松江になっています)に逃避行します。
時は第二次世界大戦下、不自由ながらも幸せな生活を送っていた時に、順吉に突然の召集令状。
小雪は無理を重ねて、血を吐く病になってしまいます。

臨終間近に順吉は復員します。鳥取砂丘を横切り歩く姿が切ないです。

最後に故郷に帰りたいと言った小雪の意思をかなえて、既に死んでしまった小雪を人力車に乗せて山間部の実家に帰ります、白無垢の衣装を着た小雪は、婚礼の間も、必死に耐えているようにも思えます。
ありえない情景ですが、このあたりのシーンは切なかったです。

この小説は何度も映画化されたようです。
ヒロインは「浅丘ルリ子」「和泉雅子」そして「山口百恵」
懐かしい方言が沢山出てきました、少し違和感があるところもありましたが、これは仕方ありません。百恵ちゃんたちが、一所懸命しゃべってくれていて、感激しました。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 6

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

loafer
2020年10月15日 16:15
「絶唱」は何度も映画化されているんですね。知りませんでした。
それにしても悲しい小説です。
人生ゆっくり
2020年10月15日 17:38
loaferさん
純粋すぎますね。
今の若い人には合わないことでしょう。
2020年10月16日 10:22
自然豊かな 素晴らしい所で お育ちになられたのですね。
先日 境港辺りを 観光してきました。その帰りに
蒜山高原に寄ったのですが 雄大で 優しく包まれるような
雰囲気に いやされてきました。コスモス畑にも 感動でした。
思い切って 出かけて良かったです。
人生ゆっくり
2020年10月16日 17:27
フラバーバさん
蒜山高原はいいところです、ノンビリされましたか。天気さえ好かったら数日間は楽しめますね。私の実家からは日帰り圏内でしたけど・・。
関東近辺では、霧ヶ峰か美ヶ原の雰囲気だと思います。