映画「ドライブ・マイ・カー」 -2195
カンヌやらゴールデングローブやらで次々に受賞して驚いていましたが、今回、アカデミー賞の作品賞ほかにノミネートされたと聞いて、これではいくら何でも観に行かなければならないと思いました。
コンサート会場とか映画館は感染リスクが少ないと聞いていますが、「ないわけではない」でしょうから今に至るまで避けていました。
三回目のワクチン接種が終わっていることもあり、行ってきました。
結果的に、アカデミー作品賞等は受賞できませんでしたが、国際長編映画賞を受賞しました。これだけでも立派なものです。
多分、誰もがそうだったと思いますが、原作が村上春樹だというので、難解かもしれないと思いつつ足を運びました。
ストーリーは全く難解ではありませんでした。それぞれのシーンでの登場人物の心の中は・・と思うと、これは難しいなと思う場面が、いろいろとありました。
国際長編映画賞は「おくりびと」以来の受賞だそうですが、この映画に比べると「おくりびと」は断然分かり易く楽しい映画でした。
私には、そういう映画のほうが、どちらかと言うと合っているのかと・・思いました。
これは思いがけなかったのですが、3時間という上映時間は全く「長い」とは感じませんでした。それだけ中味の濃い映画だったということでしょうね。
心に余韻を残す映画だったのは、間違いないです。
この記事へのコメント
いつか観ようと思っています。
原作でもある村上春樹の「ノルウェイの森」を読み、よく解らなかったので、私にはむずかしいのかな・・・と迷ってもいます。
理解しつくした、分かった、・・そういうものでは多分ないと思います。