官僚の品格  -510-

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あれほど世界に冠たる「日本の官僚」が、どうして、あの体たらくになってしまったのでしょうか。

昔から官僚の不祥事は、度々ありました・・、その都度、「そういう者もいるが、大多数は真面目に努力している」と言われていましたし、その通りだろうと固く信じていました。

ところが「社会保険庁」のメチャクチャさ・・、何度も繰り返す「防衛庁」の不祥事・・、農水省の責任観念の欠如・・、誰もが分っている“公然たる秘密”の入札談合・・、これの『否定』、そこまではないと思っていたのにやられてた「官製談合」・・。
前防衛事務次官をはじめとした、事務官僚トップの、大臣を無視する・・イイカゲンさ。

一方で、日本経済は、泥沼のごとく地盤沈下して、いまや冷たい海の底で身動きとれない状態です・・。

ズッと、日本の「政治」には問題が多いが、優秀な官僚がいるから・・、と言われてきました・・。

缶ビール・タクシー( いくら何でも、居酒屋タクシーという表現はないと思いますが)・・、飲みたければ自分で買って乗んだらいいと思いますけど・・、でも、この程度は、「個人タクシーの営業努力」の範囲でしょう。
でも・・金券を受取ったとなると・・、これはもう、いけません。「慣れ」は・・エスカレートしていきます・・。

何よりも不気味なのは、開き直っているかのように、沈黙している、各省の、旧・現幹部の姿です。特に、社保庁の幹部・・、一人くらい反省して発言する人が、出てきてもいいと思っているのですけど・・。
退職金、返せなんて言わないから、・・人間としては、当然だと思うのですけど・・。

昔、国家公務員の方と話をしていて、「国家公務員たる者・・国民への奉仕が、最大の義務」であり、そのことを徹底的に叩き込まれている・・ということを聞いたことがあります・・、心底、感激しました。それでこそ、日本の官僚・・。

「○○の品格」という本が、書店に沢山、並んでいます。大体、内容は予想がつくので、読んだことはありません。
ここは、万全の自信がある方の、どなたかが「官僚の品格」という本を書いていただきたいと切望します。そういえば「女性の品格」の方は、元官僚ですよね・・。

写真の本は文庫本ですが、原著は1979年に書かれています。父君の福田首相の時代だようです。本棚から取り出し、フト思いついて読み返してみました。著者も、当時は若いですから、この本・・なかなか力が入っています。

政治とのかかわりあいを、オドロオドロシク描いています。
この本にも、情けない官僚が登場します、でも、何となく、多くの官僚は・・「矜持」を持っているようにも思えます。

あれやこれや、思い惑う作今ですけど・・、市井の一市民としましては、是非、公僕としての「誇り」を取り戻していただいて、頑張ってくださいというしか・・ない・・、のが、・・やや悲しいです。

ps)
この文庫本の表紙の絵・・、日出る国か、日沈む国か、どちらの国の国旗なのでしょうね・・。
この本のあとの30年間、何をやっていたのでしょうか・・、万感の思いで・・「喝」を入れます。

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