映画「黄金を抱いて翔べ」 -1181
この原作は高村薫のデビュー作です。
かなり前に読んだことがありますが、ご多分に漏れず「金塊強奪の物語」以外の記憶がありません。なので原作に忠実なのか、大幅に改編されているのかは・・全く分かりませんでした。
監督が井筒和幸ですので、予想していましたが、かなりバイオレンスなシーンがあります、ですから心優しい方々には・・チョットかとも思います。
色々な過去やら特殊技能を持った6人が、様々なキッカケで結びつき、大阪中之島の銀行地下に眠る金塊を奪おうとする物語です。
それ以外にもエピソードが盛り込まれています、2時間余の時間には入れ込みすぎだったでしょうね、少し分かり難いところがありました。
ダイナマイトを使って地下金庫に迫っていく終盤は、荒っぽいですがハラハラドキドキします。マァ難しいことは考えないで楽しむ映画でしょうね。
ニヒルな妻夫木聡クンも、なかなかステキでした。
ps)
どうにも筋立てが理解できず釈然としない部分が残りましたので、文庫本を本棚からとりだして、ペラペラとページをめくってみました。
ナルホドと分かりました。この映画は、かなり原作に忠実に作られていたようです。
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