富山の薬売り  -1518

私の郷里は、かなりの山間部です。
幼い頃、こんなところにも「富山の薬売り」が来ていました、こんな田舎に、よくも来るものだと思っていました。

私は勝手に思っているのですが、全国津々浦々に展開した販売網が、日本が誇る宅配便のルーツになったのではないでしょうか。

それはともかく、広貫堂と豊島薬品、あと一つの業者が、同じ大きさの赤い箱に、毎年「置き薬」を補充しに訪ねてきました。全て、製造者として富山の住所が書かれていました。
ケロリンには何度も、お世話になりました、頭痛薬ですが愉快な名称です。

今から考えると、その都度、富山から来るのではなく、支点網が整備されていて、そこから届けられていたのでしょう。でも確か自転車で来ていましたから、それだけを見ても大変な仕事だと思いました。

一年毎の訪問で、箱の中をチェックして、使用済の薬代は徴収、未使用の薬はソックリ新しいものに取り換える、というシステムでした。子供心に、廃棄するとしたらモッタイナイ・・と思いました。

業者が来た時は、何かのプレゼントがありました。私が覚えているのは「紙風船↓」でした。薄い油紙の空気口から息を吹き込むと、四角い風船になりました。玩具など少ない時代でしたから、それなりに楽しく遊びました。
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テレビに、この画像が出てきましたが、本当に懐かしかったです。

私は知りませんが、こんなプレゼントもあったそうです。
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先週、実家に帰りましたが、その置き薬箱は、今も「現役」で置いてあるようでした。ただ最近は、相対的に高いので、あまり使っていないとのことでした。
不便な地ゆえに存続しているのでしょうが、このシステムが存在するのは、いつまででしょうか。都市部ではドラッグストアが全盛ですが、残って欲しいという思いもチョットあります。

昔、地方勤務の時、近隣の薬品メーカーの方に言われたことがあります、「原料を買って、チョチョイのチョイと混ぜると製品になります、楽ですよ」・・。
地元高校の進路指導の先生に言われたことがあります、あの会社(別の会社ですが)に数年前に就職した卒業生のボーナスは、私よりも多いのですよ、どう思います・・、そう言われても・・。

薬メーカーの「大儲 け」と「何かあった時の独善的な態度」を糾弾しつつ、主張いたします・・ジェネリック薬品を使いましょう。
何か、話題の方向がズレてしまいました、私の悪いクセです。
ps)実家の「置き薬箱」の写真を写そうと思っていたのですが、すっかり忘れて帰ってきてしまいました。

この記事へのコメント

2015年07月08日 22:11
富山か どこか わかりませんが 
子供の頃に そんな 薬箱が ありましたね。
今も 置き薬が 健在だなんて驚きました。
確かに いつも どんな症状にも合う薬が
あると 安心ですよね。
そうです。ジェネッリクにして健康保険財政を
助けましょう。
人生ゆっくり
2015年07月09日 11:00
それは「富山」で間違いないでしょう。
私も「箱」だけが残っているとばかり思っていましたので、驚きました。
ペイできているのでしょうかね・・。
2015年08月11日 11:34
富山の薬売り、東京都区内に住んでいた時、置かせてくれと来たことがあります。
薬九層倍という言葉ありますが、付加価値というか、原材料に比べて製品の価格が高く、利益率が高いのでしょうね。

私もジェネリック志向ですが、医者によってはジェネリックを否定する向きもあるようで、困る時があります。
ジェネリックの原料が海外から輸入されていて、効き目や安全性に疑問があるという話も耳にしました。

眼鏡のレンズも同様だったそうで、メガネ店に卸す価格は販売価格の1/5だと聞いたことがあります。
あるレンズメーカーにお勤めの方から処方箋のレンズを安く分けていただき、出入りの眼鏡屋を紹介してもらって、加工だけを頼んだことがあります。
人生ゆっくり
2015年08月13日 09:00
ジェネリックは、日本では、なかなか広がらないそうですが、その普及を阻む「何か」があるような気がしてなりません。

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