渾身のドラマ「海の群星」 -1827

昭和63年放映のドラマだったようですから、古い古いドラマです。
主演は緒形拳、こんなにも荒々しく雄々しい存在感がある演技は、その後もみたことはありません。

少しずつ断捨離にチャレンジしています。沢山のVTR画像は品質が良くありませんので、タイトルに未練がありつつも、ムーン・・残念、廃棄作業を進めています。
画像

このドラマは、探していたVTRでした。あらためて「じっくり」と観ましたが、やはり素晴らしいドラマだと思いました。
物語は昭和20年代の石垣島が舞台で、石垣島などでの「オールロケ」のドラマです。
画像

小舟を操る漁師の緒形拳は、奄美諸島などの極貧の家庭の子供を、20年賦の契約で労働させます。
実は緒形拳も、かっては同様に買われてきた経験をもっています。
画像

同様の経過で石垣に労働しに来た少女が主人公の前に登場します。
画像

苦しい労働の中で、若者たちは成長していきます。少女は可憐な女性に成長していきます。
石田ゆり子は、今も独特の雰囲気を持った女優として存在していますが、昔の演技もサスガです。
画像

様々なドラマが展開していきます、かなりシビアな物語・場面もあります。
美しい海は全く変わらないのですが、奴隷制度のような雇用の仕組みは、世に受け入れなくなっていきます。

ラストシーンの緒形拳と石田ゆり子の別れ、石垣島での生活や様々な苦しみなどが思い出され、そんな万感の思いが溢れた感動的なシーンでした。
画像

画像

ここまで内容が濃密で体にズシンと響いてきたドラマは、この後、あまり観た記憶がありません。
よほど感激したのでしょうね、こんな新聞記事まで残していました。
画像

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック