映画「ビブリア古書堂の事件手帖」-1866

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黒木華は鎌倉の古書店の女主人で、かなりの「古書オタク」です。高校生の妹と二人だけで暮らしています。

無職の野村周平は、小さい頃に受けた「祖母の仕打ち」からのトラウマから、本を読むことは全くの苦手です。
その祖母が残した『漱石・それから』に、怪しげな漱石自筆サインがあります。
この本に差し込まれた栞に「ビブリア古書堂」の文字があり、訪ねます。

黒木華は、その鋭敏な直観力・洞察力で、その状況を推理しますが、あとで、それは的中していたのが分かります。
なんとなく、野村周平は古書店でアルバイトとして働き始めます。

このあたりのシチュエーションは面白いですが、少し「無理やり・・」という違和感もありました。

そして太宰治「晩年」にまつわる謎が生起されてきます。

この映画は、この古書店での出来事と、祖母の若い頃の恋物語とともに描かれます。
タイトルに「事件」とあります・・、後半はミステリー味がジワジワと濃密になってきます。

ところがですね、鎌倉に住んでるくせに、クルマで警察などに駆け込もうとせず、犯人に防波堤に追いつめられてしまいます・・。
強引とも思える、ラスト近くのシーンには、少し白けました。

でも面白かったです・・???
漱石・太宰ファンの方は、それぞれの知識に照らし合わせて、また違った感想があったかもしれませんね。

黒木華は、いつもながらの憎いばかりのの、可憐な「いい演技」でした。
昔のシーンでの東出昌大は、そんなに好きではないので・・「ともかくとして」、その恋相手の夏帆の演技は、よかったです。

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