映画「パラサイト」 -2031
この映画はアカデミー作品賞を受賞した映画で、絶対に観ようと思っていましたが、突然のコロナ騒動⇒休館となりました。
近くの映画館も再開して、3月公開の、この映画も一日一回だけですが今も上映しています、こういう配慮は嬉しいです。
観た後の気持ちは、なかなか複雑なものがありました。
前半の映画の展開は、ともかく楽しいです。
貧しい一家(写真の外側の4人)は、半地下の家で暮らしています、韓国にこういう住居があるのは知りませんでした。当然、このような生活からは脱出したいと、誰もが思うことでしょう。
部屋の高い場所に便器があります。この位置でないと排水に支障があるのでしょう。
長男が友人の口利きで、広大な社長宅での家庭教師の職を得ます。
それをキッカケに次々と、妹・父・母が、この豪邸での仕事を得ます、正にパラサイト(寄生虫)のごときです。
あることをキッカケにその生活は破綻していくわけですが、一方で、驚きの「事実」も分かってきます。
後半の惨劇には目を覆いたくなります。モノクロ版の映画もあるようですが、そのシーンの印象を弱めるために製作したのでしょうか。
ポンジュノ監督は人気の監督だそうですが、矢つぎばやのストーリー展開など、才気あふれた監督だと思いました。
ただ私には、気持ちよく「見終える」映画のほうが好きですね。
この記事へのコメント
トランプ大統領は、案の定、お好きでないようでしたね。