映画「スパイの妻」 -2065

スパイの妻.jpg
今年のベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した映画です。日本映画としては久しぶりの受賞だったそうです。
このところ「いい映画」が上映されていますが、この映画が「一番」と思い、楽しみに行ってまいりました。

暗黒の戦時下に向かう1940年代、貿易商の夫(高橋一生)と妻(蒼井優)は何となくノー天気に幸せそうです。
夫は満州を見ておきたいとして中国に向かいますが、そこで目にしたものは、人間として許しがたい所業の数々でした。帰国後、夫の様子に妻は疑念を抱きます。

妻は胸騒ぎを覚え、旧知の(東出昌大)に助けを乞います、東出は憲兵分隊長です。東出は二人に好意的な対処をしますが、映画後半では、蒼井を売国奴と罵倒して殴り倒します。
東出はあの問題からか、テレビには全く出てきませんが、何本かの映画には出ているようです。サテこの映画のこの役で、高感度を回復したか、残念にも更に下がったか、この辺りは興味深いところです。

その後、怒涛のように物語は進展します。

暗い時代の暗い状況がベースの映画だったと思いますが、私はドキドキしつつも、エンタテイメント映画として楽しめました。このあたりが黒沢清監督の非凡なところなのでしょうか。
主役の二人の演技は、期待通り、見事なものでした。

コロナ下で、多くの国際映画祭が中止される中でのベネチア映画祭、決然と実施したのを評価する声は多いそうです。
審査委員長は女優のK・ブランシェット、昔とてもキレイでした、齢を重ねられていますが、今も美貌のようです。

ミステリー的な要素を含んでいますので、内容は書けません。
この映画の公式HPに黒沢監督のこんなコメントがありました。
「映画作りの緊張と喜びを、これほど素直に感じることができたのは、私の長いキャリアの中でも久しくなかったことでした。」

全くのフィクションだそうです。脚本は濱口竜介・野原位、いずれも東京芸大大学院映像研究科で、黒沢の薫陶を受けた教え子だそうです。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 6

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント